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七転び八起

 
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何度失敗しても、めげずに頑張ることを 「七転び八起き」と言います。 これは、およそ300年前の文献にも出てくるほど 古くから使われている言葉です。 しかし、“七回”転んだのですから、 起きるのも“七回”でいいように思いませんか? どうして「八起き」なのでしょう。 ひとつには、最初に起きている状態を「ひと起き」と考え、 その後、七回転んで七回起きるから、 1+7=8、八起きという説があるようです。 また「七起き」より「八起き」の方が語呂がいいからと 言われているし、転ぶ数より起きる数が一つ多いというところに、 より前向きな気持ちが込められているのではないかと いう説もあります。 そもそも、七や八は具体的な回数を表しているのではなく、 それほど“多い”ということを表す“例えの数”だと言われています。 同じような例は他にも色々あります。 例えば、苦痛にのたうち回る様子を言う七転八倒」。 他人の癖は目につきやすく、自分の癖には案外気づかないもので、 そこから自分には他人以上の癖があると心得なければならないという諺、 人に七癖我が身に八癖」。 また、深くわびたり、嘆願したりすることを言う 「七重の膝を八重に折る」は、 何度も頭を下げている様子が伝わってきます。 これらも回数が問題ではなく、 “多い”というイメージを表しているのです。 ことわざや成句に限らなくても、 幾重にも折れ曲がった道路や坂のことを「七曲がり」と言ったり、 「八重桜」も実際に花びらが八枚重なっているわけではなく 幾重にも重なっていることを表現しているのです。 なんだか昔の人の数に対する感覚がうかがえるように思います。 415位中現在10位です。ポチッ! 応援ありがとうございます。