道具を大切に
大リーグで活躍するイチロー選手に一人の少年が
「どうすれば野球がうまくなりますか?」と質問しました。
イチロー選手は
「道具を大切にする事だ」と答えた上で
「自然の恵みに感謝し、作ってくれた人の気持ちを考えるならば
バットを放ったり叩きつける事は出来ない。
プロとして道具を大切に扱う事は当然だ」と続けています。
一流の選手は「自分を支えている存在」に気付き
感謝の気持ちを持ってプレーしているのでしょう。
ある教えに
「身体は神様からの借り物である」と教えて下さいます。
例えば、人の良いところは見ないで欠点ばかり見つけたり
感謝の言葉を用いず、不満や愚痴ばかり口にするのは
バットやグローブを粗末に扱うのと同じです。
当たり前だと受け取っている暮らしの中にも
実は目に見えない大きな神様の守護(働き)に
支えられている事に気付き、感謝の気持ちを持って
身体を大切に扱う事が出来れば人生の達人となれるでしょう。