心が豊かになって夢叶う!節約研究家のひとりごと

明るく・楽しく・幸せになる節約術

自信


あるところに一人の男が住んでいました。
男には、足の悪い息子がいました。

ある日、男は、息子と二人で町にロバを売りに出かけることに。

男と息子がロバの足を縛って運んでいると通りがかりの人に
『人間が動物を運ぶなんてバカなことを』と言われました。

そこで、男は、ロバに足の悪い息子を乗せ
引いていると、今度は別の人に
『年寄りを歩かせ、若いものが楽をするなんてとんでもない』
と言われました。

そこで、こんどは男がロバに乗り、
足の悪い息子がロバを引いていると、また別の人に

『息子が足をひきずっているのに、自分だけ楽をするなんて・・・』
とあきれられてしまいました。

しかたがないので、二人でロバに乗っていると、

今度は『ロバが疲れてしまい、売り物にならないじゃないか』
と忠告されました。

そして、男はこう言いました。
『世間の誰をも、全て満足させようなんて狂気の沙汰だ。
これからは、どんなに非難されようが
ほめられようが、人があれこれ言おうが言うまいが、
おれはおれの考えに従う』


- ラ・フォンテーヌ『寓話』よる -

人間の根源的な欲求の一つが

“自己重要感”

他人に認められたいという欲求です。
他人に褒められれば、自分の事が他人に認められたということで、
うれしい。

逆に、批判や非難を浴びると、へこむし、悲しい。

これは、人間の根源的な欲求なので、ある意味、仕方の無い事。

全ての人を納得させよう、
全ての人に褒められようとすれば、
先ほどの物語のように、他人の意見に振り回されたあげくに、
どうしたらいいかわからなくなる事もあります。

思考のパターンを切り替える事!

きっとあなたにも自信が溢れるようになり、
幸運がたくさん訪れる事になります。