日曜日の祖母

 両親と三女と祖母の病院へ・・・。

病室に入るとリクライニングベットが起き上がって

祖母が起きてる。

三女を見ると笑顔になる祖母。

三女は祖母の手をしっかりと握り、また祖母も握り返してくれた。

ニコッ！と笑う祖母、三女も笑顔で祖母を見つめる。

2・3度繰り返すと、リクライニングベットが起きたまま

祖母も身体を起こしたまま・・・眼を閉じ眠りにつく。

起こそうと肩をトントン叩き、「ばあちゃん！」と呼ぶがうっすら目を開け

三女見て、わずかに微笑み、また目を閉じる。

必死で生きてる姿、見えるよ。

今日はたまに顔をギュッ！とさせ、何か痛みに耐えているようだった。

血尿も出てる祖母。

何か口を動かして言いたいのだろうけど、言葉が出ない祖母。

ばあちゃんの笑顔見ると安心する。

目を閉じると不安になる。

毎日、毎日、ばあちゃんの病室入る時、ドキドキする。

今日は、元気かな？

目を開けているかな？って。

明日も、明後日も・・・

ばあちゃん、お見舞い行くからね。

ばあちゃん、大好き。