その後・・・
ばあちゃんの納骨堂購入の為、両親共に出掛けた。
この先、長くはないと言われている、
ばあちゃんの子供と一緒に入れるように2体入れるように・・
いい所があり、購入手続きした。
それから、夕方はお世話になったお寺さんへご挨拶。
その次の日は、
ばあちゃんが入所してた老人ホームへ荷物の引き取り。
荷物の整理してると私があげた子供達の写真があった。
ばあちゃんの手帳もあった。2004年の手帳だった。
その手帳の中に、私の事が書かれてあった。
「1月22日
*tiara*ちゃんが来た日。
でも、私も返事は出来ないで悲しかった。
カキ忘れないよう、がんばろうね~。
*tiara*ちゃん、私の所へ来てくれた。
本当にうれしかったです。
別の事なら出来たけど、本当にかわいそうでした。
*tiara*ちゃん、せっかくきてくれたのに・・・
おかしまでかってきてくれたのに・・・
本当に御免ね。
又、来てねーーー」
ばあちゃん、左半身付随になって、右手が使えなくなって
手帳の中にも自分で書いた字はあまりなくて
私の事を左手で一生懸命に書いた字でした。
私が、ばあちゃんと出会ったのは小学校低学年の時。
小学生の頃は、よくお小遣いもらってた。
ばあちゃん、自分達の生活も厳しいのに、
誕生日になると毎年、誕生日ケーキ買ってきてくれてた。
私が高校生の時、今、私が出来る事。。。
「ばあちゃんに私の元気な顔を見せる事」って思って
両親には内緒で・・・自宅の方向と全く違うのに、
バスに乗って、ばあちゃんに会いに行ってた。
ばあちゃん、色々な思い出がよみがえってくるよ。
「*tiara*ちゃん~」って言ってた
ばあちゃんの声、今でも覚えてるよ。
ばあちゃん、本当に「ありがとう」
ばあちゃんがいたから、父がいて私がいるんだよ。
ばあちゃん、出会えてよかった。
感謝しています。
もう苦しまなくていいからね。
天国で、幸せになってね・・・。
ありがとう・・・。
平成23年12月15日、7時37分 享年91歳。